感想や記録

舞台や映画、DVDなどの感想をつらつらと。

かがみの孤城

@サンシャイン劇場

2020/8/29 , 9/2 , 9/5 , 9/6(配信)

 

☆観終わった時の感想☆

観終わった瞬間、「これ!これをずっと待ってた…!」と全力で拍手しました。

久しぶりにキャラメルボックスの作品を観た感覚。成井さんの脚本、演出で「キャラメルボックス」という集団の公演ではなかったけれど、本当に嬉しかった。

照明の使い方、川崎悦子さん振り付けのダンス、舞台セットの使い方、暗転のない演出、語りで進んでいく物語etc...

どれも、私が大好きなキャラメルボックスの舞台で、泣きそうになった。(というか、ストーリーも相まって泣いた)

 

そこに、大好きな役者の野田裕貴さんがメインの役どころで出演している。とても嬉しい。

スバル、とてもかっこよかった。野田さん(a.k.a.すいーつくん)の優しい感じがスバルに良く合ってた。

あと、やっぱりすいーつくんのダンスが大好き。

川崎さんの振り付けって、梅棒みたいに激しいダンスじゃないから柔らかくしなやかに踊ってる印象だけど、すいーつくんの踊りはキレキレだった。

初日は割と前方席だったので全体が観れず、すいーつくんばかり観てました。

次回以降、全体を見ます。リピチケも取ったので。

急遽代役で出た山本沙羅さん。推し役者さんの1人になりました。

最初から男の子だーって思ったけど、回を重ねるごとに男の子になってた。

未開の議場オンラインでは素敵な女性だったのに。すごい。

そして生駒さんがずっと出ててすごい。

 

鏡の演出も、イメージ通り!

鏡の中を通るのと、照明が合わさる演出、最高でした。

役者さんの細かい演技も本当に凄かった。

最初のオオカミ様の説明で時間のことを言ったらリオンが自分の腕時計を見た後に城の大時計を見るとことか、マサムネがパラレルワールドについて説明しててプロフェッサー・ナガヒサって言った時にスバルが自分を指差すとことか。

大時計の舞台装置、あんだけ大きいの作っといて一回しか使わないの!?

さすがすぎる。これぞ成井さんの演出!

初めて見た時、テンションがめちゃめちゃ上がったよね。

 

☆本編について☆

こころが城に来て、スバルが色々説明するところが好き。

「自由にできる」のとこでくるって回るすいーつくんめっちゃ綺麗。

ウレシノが「ころころちゃん!」って言った時、マサムネが「それはお前だろ」って突っ込むの好きだなぁ。途中から入ったセリフだよね?

 

アキちゃんが髪染めて来たとこ、アキちゃんが危うくて切なくなる…。何回観ても切ない…。

 

喜多嶋先生がこころの家に来て言う、「こんにちは!9月になっても暑いね~」ってセリフがすごく好き。

樹里ちゃんの言い方が好きなのかな。穏やかな感じ。

 

マサムネが連絡先交換しとけば会えるって言った時にスバルが住所や電話番号って言うの、最初はメールじゃないんかいって思ったけど、スバルがいるのは中学生が携帯電話持ってる時代じゃないね…

細かい…

 

マサムネの「強くてニューゲーム、一回死んで生まれ変わってる」ってなかなか重い言葉だよね。

オオカミ様、というかミオちゃんは管理人としてリオンにも尊大な態度で接してて。一緒に学校に行きたいっていうリオンの願いと自分の願いを叶えるためにかがみの城を作ったのに、リオンにそれを言うことはできなくて。

 

マサムネの頼みに、一番始めに「いいよ」って言うスバルがかっこいいんだよなぁ。

友達がいないから不登校になったスバルだから言えたのかもしれないけど。マサムネ、スバルと仲良くなれて良かったね。

その後の着替えタイムでちょっと疎外感を感じてるリオンを見つめるオオカミ様…。演出が神…。

制服の中学生たちのダンスも好き。

起き上がらないアキちゃん、それをつつくリオン、その衝撃で椅子から落ちるフウカに手を差しのべるスバルとマサムネ、フラれたマサムネが「ちぇっ」って感じで座ろうとしたらこっそり椅子をずらしてるこころ、こけたマサムネを見てポーズを取るこころ。

こころのポーズ、毎回ちょっと違ったなぁ。片手を突き上げたり、ガッツポーズしたり、親指立てたり、可愛かった。

 

ホラマサのシーン、とても良い。ごめんって何回も言うマサムネも良いし、分かったよって言うリオンも良いし、弟みたいに頭をくしゃくしゃに撫でるスバルも良い。

好きなシーン。

 

こころやスバルのことを自分と同じだと決めつけて自嘲するアキちゃん、切なすぎる…。

きっとすごい裏切られた気持ちになってるよね…。

 

ミオちゃん、死んじゃったあとにリオンの願いを叶えたってことだよね。オオカミ様として城に来てた時にリオンに尊大に接するのはどんな気持ちだったんだろう…。

強いね…。

 

巻き込むとこのアキちゃん、泣いてる…。配信で気づいた。

これ、ストーリー的にアキが一番辛いよね…。

一番助けて欲しい時に、仲間はまだ存在していない。

記憶は消えてるからそれを感じることはなくて、むしろ言葉の印象だけが残ってて良かったのかもしれないけど。

 

[すげぇな昭和じゃん!」「そりゃそうだよ。え、どういうこと?」って、スバルは年号が変わることを思い付いてないって印象が強くてすごく好きな会話。

みんなでマサムネの周りに集まって名前のことでわちゃわちゃしてる時にリオンがオオカミ様の近くにいるのもいいよね…。

 

リオンとオオカミ様の会話が切ない。オオカミ様がしゃべり方を変えないのがもう…。

リオンが背を向けてからちょっと追いかけるオオカミ様がもう、もう…。泣いてしまう…。

しかもこれ、リオンは覚えてるじゃん!!最高。

で、知ってるよ、って言わないのも最高。

 

☆カーテンコールについて(配信で視聴)☆

カーテンコールを仕切るのが多田さんで嬉しい~!

カーテンコールの山本さんが山本さんの声で、本当にすごいなって改めて思いました。

すいーつくん、目がうるうるしてた。

そして、キャラメルボックスメンバーのカーテンコールが楽しすぎるよね笑

各種宣伝をバチバチに入れてくる笑

前田くん、楽しそうな人だなぁ。また機会があれば観たいかも。

生駒さんの挨拶が立派すぎる。すごい人。

 

☆仮面の人々について☆

オオカミ様…ミオちゃん(石森さん)

豊坂さん、前田さん(美織の取り巻き)…河内さん、稲田さん

仲太…野田くん

マサムネの父…多田さん

スバルの祖母…澤田さん

ウレシノの母…安理さん

フウカの母…木村さん

オオカミ様(リオンとアキの回想シーン)…澤田さん

アキの叔父…多田さん

 

これで合ってるはず!スバルのおばあちゃんだけちょっと自信ない…。

と思ったら、東京千秋楽の配信で答え出してくれました。合ってた!

 

 

☆最後に☆

辻村深月さんとキャラメルボックスは本当に良い。

スロウハイツも最高だったけど、かがみの孤城はもっと好きかも。

推しが出てるのも大きいし、普段関わってる中学生がメインなのも大きいし、ザ・キャラメルボックスって感じの演出も大きい。

 

今回、脚本演出が成井さんなこともあり、めちゃめちゃキャラメルボックスっぽいと思ったけど、カーテンコールで順番に出て来て礼をした時にメインの中学生が全員キャラメルボックス以外なことに気がついた。

まあ、今までのキャラメルボックスも客演さんメインのことたくさんあったけど!

これはキャラメルボックスじゃないんだなって実感しました。

 

演劇集団キャラメルボックスは休団してるけど、所属の役者さんはキャラメルボックス名乗ってるし、成井さんが脚本演出の舞台は続いてるし、その作品にキャラメルボックスの役者さんが出てる。

キャラメルボックス時代から客演さんがメインの役をやることもあったし、勝手にキャラメルボックスを観ている気分でした。

本当に嬉しくて泣いた。舞台やってくれてありがとう。

 


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#野田裕貴 #山本沙羅 

#かがみの孤城

 

 

MANKAI STAGE A3! WINTER2020.08

エーステ冬単、今回は配信で観劇。4月のチケット当たってたんだけどなぁ…。悲しい。

でも、こんな状況だからこそ全公演配信してもらえて、好きなシーン何度も見れて本当に嬉しかった。

配信してくれてありがとうございます。

昼間は仕事でほとんど見れなかったけど、ソワレはほぼ全部見ました。楽しかった。

 

~書きなぐり感想~

思いついた順に書きなぐってます。自分の記録用。順番ぐちゃぐちゃだし、語彙力もありません。

観ながら書く、なんて器用なことができないので…(笑)

 

 

もうオープニングから泣く。

ちょっとゆっくりめのテンポ感良き。

「トラブルさえ~」のくだりで紬が楽しそうで泣ける。

そして最初の支配人の語りで泣く。

途中で配達来ちゃって「いいとこですよー」で笑う。

早く歌詞みたいな。買うか。

 

誉の曲の、「天才 変人 奇想天外 理解不能~」の振り付けがめっちゃ好き。

 

ミステリの歌がゲームと同じなんですけど!?ゲームの音当てた??

紬のムカつく演技の後の、心情のとこで「あとは頼んだよ、二人とも」が紬過ぎて…!いや、全部紬なんだけど!

なんであんな暴れながら紬でしゃべれるの…?

 

衣装がめっちゃいい

そしてまた支配人の女装がみれるとは。最高か。もう涼くんは女の子できると思う。梅棒みたいな。

最後に衣装で全員出てくるの!?って思ったら東さんの伏線入れ込んできた…!そりゃ短髪の衣装のまま出すよね…!

真夜中の東さんの髪型めちゃめちゃ楽しみなんですが!!

 

ラクルルーペと同じメロディで誉の曲作るのは反則だよ!!最高。

誉のソロ曲もめちゃめちゃ誉っぽい。

 

丞がめっちゃ笑ってる。打ち解け過ぎでしょー!かわいいか!

 

密と誉のおいかけっこ笑った。やっぱ植ちゃんすごいわ。

めちゃめちゃ逃げ回る密と付いていこうとする誉かわいい。

その後の丞の、「どういう演技プランなんだ!」が好きなんだよなー。ふざけてるのか?とかじゃなくて、演技プランって言うとこが好き。

 

誉のサスペンス劇場のとこ、紬はなだめようとしてて、東さんは見守る態勢で、丞が柔軟してるの、めちゃめちゃそれっぽいよねー。

マンパニー、本当にノリがいい笑

 

密が時計出すとこの回想シーンがとても好き。曲もいいよねー。

演劇でやる回想の演出大好き。生身の人間が全く同じように演じて、ストップモーションとか入れたりして、本当にすごい。

 

 

シトロンの一成の声当てが上手すぎるんだが。あれは一成がしゃべってたのでは??

この二人の「ソーシャルディスタ~ンス!」が可愛すぎる。

臣くん写真の整理大変そう笑

 

 

パネルの綴くんめっちゃ笑った!!

シトロンと一成が楽しそうでなによりだよww

丞、絶対笑いそうになって顔隠したし、紬と誉と密は最初顔見えてたのに割と早い段階で後ろ向いたり顔隠してるw

東さんは顔見えてたな。すごいw

スターツッコミくんに動じてない冬組は東さんのみでした笑

 

 

密のマシュマロ、ちゃんと個包装のやつだった。

マシュマロもぐもぐしてる密かわいすぎる。

 

シトロンの感想があながち間違ってないの好きなんだよなー。

 

他の組の皆がストリートアクトって形で東さんの家族を演じる演出めちゃめちゃいいな。

そしてめっちゃ上手い。シトロンも一成も、別人じゃん。

アンサンブル的演出大好き

 

稽古写真撮影で、誉が密をマシュマロで釣りながら来るとこ、誉が紬と話してる時に密がマシュマロ取ろうとして、誉がそれを振り払うのがかわいいんだよなー。

 

紬のソロパートあった!!さすが。

今回は全員で歌う曲が少なめなのは、冬組だから?それとも情勢に合わせて?

舞台上でもちゃんと距離取ってるよね。今までより接触少なめ。

とても良かったです。

 

稽古のシーン

泉の「そうですか。お友だちが…」が怖すぎる。紬天才。

密の跳び蹴りが最高。それに怯える紬も紬っぽい。密の運動神経がいいとこが出ましたねー!今後が楽しみです!さすが植ちゃん。

 

紬が冬組について皆に相談する場面

シトロンの「一歩足を前に出せばいい」がめちゃめちゃ優しい言い方で、この言い方好きだなー。

一成が優しく、小さい一歩を踏み出させるのめちゃめちゃいい。

次の季節に繋ぐって言ってるし、新生マンパニーの伏線ですね!!ありがとうございます!!

 

東さんの家に行くとこ、

「今どこですか?」

「秘密」

「ドア開けてください」

「え!?」ピーンポーン

の流れがとても好き。東さんの戸惑ってる表情がいいよね。

丞の書き込みされた台本いいよね。見たい。

春夏秋冬一周したし、展示会とかやってほしい。フィルコレみたいなやつ。

 

開演前の会話

山田弦太出て来て嬉しくなってしまった笑

支配人が無意識にバカにするの最高に支配人すぎるよね。大げさにヘコむシトロンを気にしないとこも笑

また次の季節に繋げるってセリフ出てきた!

もうこれは、運営側の宣言だよね!

 

真夜中は、人間サイドと吸血鬼サイドの差が明らかでよかったなぁ。

月の背景に文字被せるのもめちゃめちゃいい。

マウスシールドがあると、食べるシーンとか髪をかきあげるとことかやりづらそうなのに、すごいなぁ。でも今回は食べるシーンは必須だもんなぁ。

泉とフランツの殺陣がカッコいい~。殺陣やりながら紬と密で話してるのすごくない?

フランツがくるくるナイフ回しながら出てくるのカッコよすぎる。

こうたが「一緒に連れていってくれ!」っていうところがエロい。見てはいけないものを見た気分w。

やっぱり歌に入るところが天才的。

「その言葉だけで僕は…!」

「本当は」につながる感じで直前のセリフ終えるの天才的。

真夜中の振り付けはとしょさんじゃないかと思ってるんですがどうでしょう。秋単の「繋ぎとめろ~」と同じ人。

真夜中は玲央がいなくなるとこの暗転でため息が出る。美しい。

そのあとのこうたの「置いてかれた…」が切なすぎる。

カーテンコール、東さんが一番低く頭下げてるのいいよねぇ。東さんっぽい。

 

ねえ、エイプリル出てきたんですけど!!!!?

これはルーキーズ入ってきて出るやつですか!!?

ライブの次は春夏第5回公演ですか??千景と九門??

そしたら次は密と十座は確定ですね!

 

東さん、「ううん、好きだよ。今好きになった。」って言う時の、当たり前じゃない?みたいなテンションと表情が好き。

芝居バカ~!自信満々にエチュードの箱持ってくるの最高~

ラスト、エチュードの箱から雪が出てきて、演出が最高すぎた。

エンジェルスノーめっちゃ綺麗。

 

シトロンが支配人に冷たいのめっちゃいい笑

何で出てきたネ!とかひどい笑

雪を掃除させられる支配人笑

支配人と一緒に帰ろうとするシトロン、その後全然しゃべらないで拍手で会話するシトロン笑

シトルンが見れて嬉しい笑

ブルスマ、いつもだったらゲームの各組の曲が入るところでステ単独曲がメドレーみたいに流れて、各組のメンバーが歌ってくれて、泣いた。(すでに泣いてる)

支配人カメラがあるのもいい。客降りの代わりだよね。

春、夏、秋、ときたバトンを冬組がしっかりつないでくれた瞬間がありました。

 

冬組は、紬と東さんの動きが好き。

エーステは役者さんもすごいし演出や音楽や照明も神がかってるし、梅棒の振り付けは安定に素晴らしいし、最高です。大好き。

歌と芝居の切り替えが本当にスムーズな流れのところが多くてとても好きです。

 

荒牧くんじゃなくて紬がいたし、前川くんじゃなくて綴がいるし、涼くんじゃなくて支配人がいた。

最近配信で役者さんご本人を見る機会が増えてて、それはそれで役者さんを好きになるけれど、やっぱり舞台の上で見られるのが嬉しい。素の状態とは違う状態で見れることが本当に嬉しい。

 

何回観ても楽しいし、泣ける。

荒牧くんが天才なんだよなー。紬を演じてるのは荒牧くんなんだけど、相馬と泉を演じてるのは紬なんだよ。全然キャラ違うのに。

冬組皆そんな感じだけど、荒牧くんは特に紬っぽさが出てる。

 

最初のストリートアクト、密が悲しそうにご飯の催促するのめっちゃ可愛い。

密の歌が聞きやすくなってて嬉しい。

紬の踊りめちゃめちゃ綺麗。

支配人が階段降りるときどんくさそうなのいいよね。

今回は紬の「トラブルさえ見方に」見れなかったなー。

最後、扉を紬と丞が閉めるの好き。

 

そして毎回支配人に泣かされる。のに、「いいとこですよ」で毎回笑っちゃう。し、その後の誉のディズニーも笑っちゃう。めっちゃ可愛い。

ここの誉めっちゃイラッとする笑 意味わからん笑 好き笑

丞が箱どかして倒れてくる密かわいい。

 

待って、鋭利な鈍器って何笑笑

ちゃんとカメラ返してくシトロン、完全に遊んでる笑

 

密のマシュマロ半年分ってどのくらいだろ…。果たして安いのか…?笑

詩を披露した後に直角で戻る誉と、何事もなかったかのように進める支配人好き。

丞は何で読み合わせなのにめちゃめちゃ動いてるの笑

読み合わせの段階の紬は、まだ紬なんだよなー。この後稽古重ねて相馬になってくんだなー。

…荒牧くんすごいな?

 

誉の「ミミミミミステリ」の曲、サスペンスのところで支配人と紬の軸が全然ぶれないのすごい。

 

 

1回目で感動しすぎてたっぽくて、ミステリこんな演出だったっけ!ってシーンが多すぎた。

たぶん衣装にめちゃめちゃ感動してた。

 

最初の方、初日に書いたからずっと泣いてるな(笑)

配信とはいえ、舞台上で楽しそうな役者さんたちを観たら、本当に嬉しくて泣いてしまった。

回数重ねるごとに、純粋に演出や演技楽しんでたけど、回数見すぎて書けませんでした!

ちょくちょく更新するかもです。

 

#エーステ #冬単

 

 

 

 

劇団ノーミーツ むこうのくに

***ネタバレを含みます。ネタバレを回避したい方はお気を付けください***

 

@オンライン 2020.7.24   7.26

 

劇団ノーミーツ第二回長編公演「むこうのくに」観劇。

Twitterの「だるい上司との打ち合わせを回避する方法」で面白いなー、と思って、前回の「門外不出モラトリアム」 でチェックするようになった劇団。前回も面白かったし、推しはいない(鍜治本さんは好き)けど見ようと思って早々に予約。

 

いざ見たら前回公演からの期待を大きく超えてきた。演出もストーリーもめちゃめちゃ面白かった。そして、前回から大幅にアップデートされたシステム面。リモート演劇なのにカメラワークがあるってどういうこと…?

配信によると、カメラが4台あったり、役者さん自身でロボットアームを操作してカメラワークを実現させてたり、遠隔で操作してたり…。ものすごい技術の使い方…。最高です。

カメラや照明の設置もノーミーツでやったというから徹底してる…。もはやくるってます(笑)(←ほめてます)

 

今回の舞台はオンライン上に構築されたSNSサイト「ヘルべチカ」観客もヘルべチカにログインするところから物語がスタート。

開演するとDJめがねがヘルべチカのルールを説明してくれる。この日は集会の日。幹部らしきバトラー、ピコ、リィン・カーネーションが登場。

ここで、エモーションバーの説明。観客が投票した気持ちが実際に反映されていてお見事でした。観客参加型すごい。オンラインならではって感じ。

チャットで、賛否じゃなくて感情で集計することで炎上するのを防いでる、みたいに考察してる方がいて、怖っ…て思いました。

そのころ、マナブは自分のところからいなくなってしまったAIのReinを探し、掲示板に書き込んでいる。それを見て声をかけてくる鈴。

鈴の仲間のフランカーたちが出てきたり、裏で暗躍してる政治家たちがいたり、それを捜査してる刑事がいたり。様々な登場人物が出てきて、それぞれの物語を生きる。

 

鈴ちゃん(尾崎由香さん)がめちゃめちゃ可愛い。声優さんなだけあって、とても聞きやすい声。リィンと混ざるところが本当に切ないんだけど、ストーリーに説得力を持たせる演技力。

話し方も動きもAIなのに、最後の「私と友達になってくれて、ありがとね」の部分だけ鈴に戻るのずるいよね。こんなの泣いちゃう。

チャット欄見てると、「鈴は服が変わらないからAIじゃないか」って言ってる人もいたし、チャットの考察すごかったなあ。(集中して観ながらチャットできない人です(笑))

 

めがねちゃんのDJ、とても良かった。しっかり世界に引き込んでくれる。ヘルべチカがファイアウォールに包まれたあと、ピコとバトラーが心配だから残ってたけど、ログアウトするって言ったときのめがねちゃんカッコよかった。仲間思いで素敵なめがねちゃん。その後、Futura.でもDJやってるのめちゃめちゃ良い。

食べてたパンで「むこうのくに」作るの最高です。

 

綾小路先生(Wキャスト)と氷室さんも良かった。氷室さんの闇落ち演技すごすぎる。遠隔カメラで氷室さんの部屋が映ったとき、セリフないのに狂気を感じたし、ラストの追いつめられるとこのメイクのインパクトがすごかった。

キャストさんによって、綾小路先生と氷室さんの関係が違って見えた。

青山さんの時は、氷室さんは綾小路先生のことが好きだったのかなって感じた。かなり慕ってる感じで、自首したときに裏切られたように感じた風に見えた。こういう事態を引き起こしたヘルべチカに復讐してやるって感じ。

淺場さんの時は、尊敬してる上司って感じ。綾小路さんが辞めることは望んでなかったけど、こうなった以上は一人でもヘルべチカをぶっ壊すっていう風に見えた。

青山さんの時は綾小路先生への強い思いが故の復讐で、淺場さんの時は純粋にヘルべチカが憎いってイメージ。

ダブルキャストだからこその解釈の違いが面白かったです。綾小路議員役のお二人の演技はもちろん、水石さんの演技力も相まっての見え方なんだろうと思います。本当にすごい。

水石さん、ノーミーツの作品にいくつか出てるらしい。どれだろーって思ってたらチャット欄で教えてくださった。自粛期間の恋人のやつ、見てたわ!もう一回見た。あとシャツのCMもめっちゃ見てる。穂先くんも出てるし。どっちも好き。小御門さんの脚本めちゃめちゃ良い。

今後、水石さんに注目しそうなくらい引き込まれました。映像メインでの活躍が多いのかな。

 

フランカーのチーム感も良き。みんな良い子たちだし、リーダーのゲンさんはかなりしっかりした大人の人。初めて会うマナブにちゃんと自己紹介したり、刑事さんにも自分から挨拶する。ちょっと行き過ぎたいたずらをしそうな仲間はしっかりと窘めることができる。尊敬すべき大人。周りにこんな人いてくれるといいよね。

マミちゃんはひたすらに素直ないい子なんだろうなーって伝わってくる。ソウスケは仲間思い。「マナブが呼んだから来たんだよ!」って最高かよ。タイチは行き過ぎたいたずらをしちゃうけど、ちゃんと反省できる子。いなくなった鈴を心配できる子。

フィルターを付けるヘルべチカに対抗する、フランクな人たち。ネーミングセンス最高。

みんな素敵すぎる。特にソウスケとゲンさん好き。

ソウスケ役のそらさんとゲン役のオツハタさんは、打ち上げ配信でも絶好調でしたね(笑)めちゃめちゃ楽しそうだった(笑)

オツハタさん、水石さんのコメントのときに水石さんがZOOMのアイコンに被らないようにカメラ切ったり、戻ってきた後どうやらそれに気が付いてちょっと会釈して水石さんに向かって手をひらひらさせたり、最後にスタッフさんからのカンペ読んでる小御門さんをフォローしたり、本当に素敵な方だなって思いました。

むこうのくに と違うけど、YouTubeに上がってたオツハタさんの英語がカッコよかった。

 

ピコとバトラーも色々な思いを抱えているのが人間っぽくて好き。

個人的には、最初のエモーションバーでの投票の時、バトラーが迷わず😊だ!って言ってるのに対してピコが迷ってるシーンが好き。バトラーが頭から否定しないところに信頼を感じた。

リィンもいかにもなAIのリーダー感があって好き。安藤さん、慣れない機材を使って演じられていたそうで、本当にすごいな、と尊敬しました。

 

刑事さんたちのバディ感、めちゃめちゃ良い!あんぱんチケット送るところ最高だし、そのチケットの影響であろう、あんぱんを食べてるコトリさん、素敵じゃないですか?

マナブを連れていくシーンの桃フィルター小林刑事、めちゃめちゃ笑った。本人は警察手帳出してるつもりなのに全然見えないとこ、リアルだよね(笑)

コトリさんを見守りながらサポートする感じ、良かったです。

議員チームとの直接対決も、照明で対比が作られてて本当にお見事。

 

でも、やっぱり鈴ちゃんが好き。全員大好きなんだけど、鈴ちゃんの可愛さに完全にやられました。

本当に最後のシーンが大好きで、今でも思い出すと尾崎さんの声で再生される。尾崎さん、すごい人です…。

追加公演、この鈴ちゃんを再度見るために申し込んだ。楽しみです。

 

キャラクターが全員メインだった。ストーリーとしては主人公がいるし、ヒロインがしっかりいるんだけど、主役じゃないキャラクターの背景や性格もしっかり見えて、全部のキャラが愛しい。

これはオンライン演劇という形だからできることなのかなぁと思った。

劇場で生で観てたらやっぱり好きな人に注目したくなっちゃうし。オンライン演劇という、全員の顔が同じ大きさで観れる形だからこそ、全員に注目できたのかもしれないと思いました。

 

本当に素敵な作品でした。チケット買う前に一瞬だけ迷って、特典付きチケットを買った自分は間違ってなかった!

前作の「門外不出モラトリアム」、新作の「むこうのくに」、どちらもとても面白く、これからも本当に楽しみです。

円盤になったら欲しいくらい。

ネットプリントで配信されたフライヤーもすごく素敵。

システムも前回からかなり進化してたし、役者さんも脚本も素敵だった。

 

全然まとまらないし、語彙力が無いから同じことばっかり書いてる!!(笑)

とにかく、とても面白い作品でした。

新しい形のエンターテインメント。これからも楽しみです。

 

スクショ、乗せようと思ったけどブログに載せるのがオッケーか分からなかった…笑

 

#むこうのくに 

#劇団ノーミーツ

 

 

 

 

 

死神は桜の下で舞う

@シアターブラッツ  2020.3.19

梅棒のツイキャス見て、何となく行ってみようかなーって思って行って来ました。

面白かった!

主役のお二人、ずっと走ってますね…。

 

初っぱなのダンサーから笑ってしまった。

女の子たち、めちゃめちゃ可愛いし色っぽい踊りしてるのに、主役の二人は笑

でも、やっぱりダンスは上手でした。

たっさんのダンス好きです。

 

最後、ドラえもんの道具で欲しいものを聞かれたときの答えがとても好き。

俺がドラえもんになって願いを叶えてやるってのもカッコいいけど、健二の、きせかえカメラであいこに綺麗な服を着せてやりたかった!がとてつもなく好きです。

あいこさんのためかー。

花火の陰

@三越劇場  2020.2.7

 

めっちゃ良かった!

席めっちゃ前だったから首痛くなったし、ライト眩しかったけど最高でした。

 

過去と現在と行ったり来たりしながら進んでく。衣装めっちゃあって大変だっただろうなー。

 

最後の最後で過去と現在が繋がる展開、ほんと好き!

たまごちゃん、ナイス。途中で子どもだって気がついて、その後はもう泣ける。

 

ラストの、はるちゃんとサクちゃんが繋がるところ、泣いた。

はるちゃんがサクちゃんを思う気持ちもらサクちゃんがはるちゃんを思う気持ちも、痛いほど伝わってきた。

サクちゃんの、「俺の良かったところは、弱虫で、はるちゃんに一緒に来てほしいって言えなかったとこ。その弱さがはるちゃんを死なせなくて良かった」ってセリフ、とても好き。

 

ふみちゃんが幸子さんと小松先生を繋げる展開は泣ける。

現実に戻ったときに喪服着てる幸子さんに泣いた。

この、戻ったシーンののぶくんとサクちゃんが大好き。

のぶくんは、先生に向かって「許します」って言うの最高。のぶくんも幸子先生のこと、大好きだったのにね。幸子先生が幸せになれる方を選べるんだね。素敵な子。

サクちゃんは、表情がめっちゃいい!おかたつさんのこういうとこ大好き。めちゃめちゃ優しい顔して二人を見てて、心から良かったねって思ってるような表情。

おかたつさん、表情作るの上手です…。

舞台 鬼滅の刃 ライビュ

今回はチケットが当たらなかったため、ライビュのみ。

 

殺陣がすごい。とにかくすごい。

ねずこちゃん、身体能力ハンパじゃない。高石さんすごいわー。

それから、やっぱり善逸が良い。植ちゃんの演技力ヤバい。善逸の語りとか、泣きそうになった。てか泣いた。

あと善逸の歌が多い笑

植ちゃん歌上手いからなー。3曲くらいソロあったな。

 

炭次郎くんは殺陣上手いなー。

 

鬼滅はストーリーが泣けるんだよな。鬼側の事情も出してきちゃうとこ、大好きです。

特に鼓の鬼が消えるとこは泣ける。

 

メインキャスト以外にも、名前のあるキャラとか鬼とかたくさん出ていて、ホームページのキャラ紹介に載っていないのが残念なレベル!

どのキャラもちゃんと作り込まれてて、とても良かった!

 

ちなみに推しは本田礼生くんですが、義勇さんはまだ登場回数少ないんですよねー。

殺陣はさすがでした。

鱗滝さんへの手紙も最高でした。

礼生くん、アンサンブル的な動きもしてた…?浅草のとこでちょっと見えたの、礼生くんかなって思ったんだけど、違うかな?

 

殺陣がお見事な舞台だったから、生で見たかったなー。

立石あかりさんがとても良かったので、ちょっとずつ情報を追っていこうと思います。

未来に繋がることを祈って。

 

#鬼滅の刃

#立石あかり #植田圭佑  #本田礼生

舞台刀剣乱舞 維伝 朧の志士たち

2019.11/24@TOKYO DOME CITY HALL

2019.12/22@赤坂ACTシアター

 

最初の刀剣男子紹介のとこ、アンサンブルの運動量やばいな。ずっと走り回ってるじゃん。すごい。

アンサンブルの方々、舞台転換しながら舞台動き回るの、めっちゃ大変そう。

 

坂本龍馬と会った時の岡田以蔵がとても可愛い、めっちゃジャンプする。さすがの跳躍力。

 

おかたつさんと一色くんの殺陣が見れたのは本当に嬉しい。一色くんの殺陣お見事すぎる。

 

鶴丸が敵の残骸をたくさん抱えて来るシーン、アドリブ加わってた!

鶴丸「ちょっと待て、まだ生きてるやつがいるぞ!

「南海先生、こんにちは」」

南海「…こんにちは」

鶴丸「刀剣博士の南海先生に教えて欲しいことがあるんだ!刀のーーって何?」

南海「ーーは、~~~(途中)」

鶴丸「その話、長くなる?」

南海「…遊んでないで早く捨てて来てくれたまえ」

これ楽しかった!

知識が無くて、部分的に忘れてしまったのが悔やまれる…!

 

「わしは、人斬りになりとうてなったんじゃない!まだ新しい日本を見とらん!こんなとこで死にとうない!

けど、ここで死んだらこれ以上人を斬らんですむんか?」

のとこ、本当に泣ける。一色くんの演技が凄すぎる。

 

小烏丸、動きがめっちゃ美しい!好きだわ!

ラストのカーテンコール、特に美しくて見つめてしまう。

今回の席、端っこだったから傘回してるときも顔が見えて最高でした。

 

というか、席が最高で、目の前を役者さんがガンガン通るし、舞台上の役者さんの表情や舞台転換もよく見える距離だし、カーテンコールでは傘の後ろの表情がよく見えるしで、とてもいい席でした!

一色くんの岡田以蔵最高でした。

おかたつさんの龍馬、さすがでした。千秋楽の「また逢おう!」は泣ける。ありがとうございます。待ってます。

 

#一色洋平 

#岡田達也

#刀ステ